ユーザー車検之ススメ
ウチのVストロームさんが嫁いできて早2年。もう2年!?って感じですが。気がついたら車検の時期になっていました。2年前もユーザー車検でクリアしたので今回もユーザー車検に挑戦です。準備するものは以下。(事前に車検希望日のインターネット予約が必要です)
- 自動車税の納税証明書
- 車検更新後の期間をフォローする自賠責
- 車検証
- 点検記録簿(車検後に点検するならなくても可)
ムカシは慣れてないうちは書類を予め書いて持ってったほうがいいとかありましたけど、今は陸運局に車検証のQRコードを読ませたら、ある程度必要事項まで書いて書類を出してくれる機械ができたので大分楽になりました。とはいえ、全くの未経験の方だとムカシの全部かいてた時代の予備知識(ググればたくさんでてきます)で、何の書類が必要なのかを予め頭の片隅に入れておくと楽かもしれません。印刷したら住所など印刷の足りないところを追記して、検査費用と重量税の印紙を買って書類に貼ります。あとは予め準備した上記書類と、印刷されて出てきた書類に必要事項を書いたもの(と印紙を貼ったもの)を継続検査の窓口に出します。窓口の人は書類をチェックして問題なければ書類一式渡してくれて、検査レーンに行くように指示してくれます。ちなみに窓口の方はディーラー等のサービス業の方ではありません。ディーラーの感覚で行くとぶっきらぼうな感じがするかもしれませんが、サービス業ではありませんのでそんなものです(笑)
書類をもらったらレーンに並びます。陸運局によってやり方に差はあると思いますが私の行く陸運局のパターンだと最初にレーンの係員の方に書類を渡して灯火類、ホーンのチェック、ハンドル幅と高さ等確認、あと車体番号刻印の確認をします。このときにユーザー車検だと「やったことありますか?」と聞かれます。嘘ついても何もいいことないので正直に答えましょう。私は「やったことありますけど、もう忘れました!」2年に1度しかやらないんだから細かいことまで覚えていません。でも正直に言うとだいたい親切に手取り足取り教えてくれます。
最初にスピードメーターチェック。自分のバイクは前輪で速度をとっているのか後輪でとっているのか把握しておくほうがよいです。私は2年前全く知らずに挑戦してハズしましたが、それでも係員の方はちゃんと対応してくれます。今回は前回の失敗(?)を覚えていたので正しく前輪を台に載せます。ニュートラルにして車体を真っ直ぐにして、左足でフットスイッチを踏むと前輪が回りはじめます。このときしっかり踏ん張らないとコケそうになるので注意。メーターが40km/hになったらフットスイッチから足を外します。このときもバランス崩してコケないように注意。それが終わったらブレーキチェックです。まずは前輪。電光掲示板の指示に従って「前後」ブレーキ!ガツンとかけましょう。それが終わったら今度は後輪を台に載せます。再びブレーキチェック。同様に「前後」ブレーキ!こちらもガツンとかけましょう。指示が出たら前進して次の検査場所に。前輪が固定され、待っていると右から検査機が出てきます。ヘッドライトです。ハイビーム(※検査時R6年)にして待ちます。明るさと光軸がOKならクリアできます。更に前進して最後は排ガス検査。プローブをマフラーの奥まで突っ込み待機します。OKなら終了です。検査票を機械に入れてガチャン!と合格印?をもらいます。終わったら外に出て、指定の場所に書類一式を出します。更に別の場所に行くように指示されて、そこに再び書類一式を出してしばらく待つと、新しい車検証と車検シールをもらってオシマイです。正味全部で30分くらい。
新車買ったばっかりで保証が残ってるとかならともかく、そうでなければ私は積極的にユーザー車検するようにしています。安いとかそういうのもあるけど、それ以前に検査受けるの楽しいです。車好きならきっと共感してもらえると思うのですが。
ちなみに自賠責と検査代、自動車重量税全部あわせてざっくり15000円くらい。法定点検は別なのでどこかのタイミングでお店でやってもらいます。